MOW、スーパーカップも…いつの間にか高くなった? コンビニアイス値上げの波と私たちの懐事情

「あれ?MOWってこんなに高かったっけ?」と、レジで思わず二度見した経験はありませんか?

仕事や家事の合間、疲れた一日のご褒美にコンビニへ。お目当てのアイスを手に取ると、見慣れない価格にガッカリ…。昔は100円台で買えたような気がするのに、いつの間にか200円近くになっている…。

「気のせいかな?」と思っても、やっぱり価格は上がっていますよね。

この記事では、私たちに身近なアイスが「なぜ、いつから値上がりしているのか?」を分かりやすく解説します。また、他のアイスとの比較や、この値上げの波を乗り切るための家計にやさしい対策もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


「まさかアイスまで…」値上げはなぜ?主な3つの理由

「まさかアイスまで…」そう感じてしまうほど、いつの間にか価格が上がっているアイスたち。実は、これには世界的な物価の上昇が大きく関係しています。

専門的な言葉を使わず、シンプルに言うと理由は以下の3つです。

1. 原材料費の高騰

アイスの主原料である生乳(牛乳)、砂糖、卵などの価格が世界的に上がっています。例えば、牛さんのエサ代が上がっているから、牛乳も高くなる…といったように、元をたどれば食材そのものの価格が上がっているのです。

2. 物流費(輸送コスト)の上昇

工場からお店までアイスを運ぶトラックのガソリン代や、高速代が上がっています。また、ドライバーさんの人件費も上がっているため、商品を運ぶための費用全体が上昇しているのです。当然ながら、この費用は商品の価格に転嫁されてしまいます。

3. 人件費・包装資材費の高騰

アイスを作る工場の作業員さんの賃金や、アイスのカップ、フタ、フィルムなどの包装資材費も上がっています。容器がなければアイスを売ることはできませんし、おいしいアイスを届けるためには人件費もかかります。こうした見えないコストも、アイスの価格を押し上げる原因になっています。


「やっぱり気のせいじゃなかった!」人気アイスの価格推移を比較

昔の記憶と現在の価格、本当に変わっているのか気になりますよね。コンビニやスーパーでよく見かける人気アイスの価格推移を比べてみました。

商品名昔の価格帯(目安)現在の価格帯(目安)
MOW120円前後160円前後
明治エッセルスーパーカップ110円前後160円前後
ハーゲンダッツ ミニカップ280円前後350円前後
パピコ150円前後180円前後
ガリガリ君60円前後80円前後

※価格は時期や店舗によって変動します。

こうして見ると、どの商品も着実に値上げしていますね。特にMOWやスーパーカップは、いつの間にか150円の壁を越え、160円台が当たり前になっています。


諦めるのはまだ早い!アイス好きのあなたへ贈る、賢い3つの節約術

「好きなものが値上がりするのは悲しいけど、アイスを諦めるなんて無理!」そう思っているあなたに、値上げの波を乗り切るための賢い節約術を3つご紹介します。

1. スーパーの特売日を狙う

コンビニは定価販売が基本ですが、スーパーやドラッグストアでは、定期的にアイスの特売セールが行われます。MOWやスーパーカップが100円前後で買えることも珍しくありません。お店のチラシやアプリをチェックして、特売日を狙ってまとめ買いするのがおすすめです。

2. 大容量パックやファミリーパックを活用する

「一つずつ買うと高いな…」と感じたら、大容量のアイスやファミリーパックをチェックしてみましょう。スーパーカップやMOWのマルチパックは、一つあたりの価格がかなり安くなります。冷凍庫にストックしておけば、いつでも手軽に楽しめますよ。

3. 自分好みの自家製アイスに挑戦する

意外と簡単に作れるのが自家製アイスです。例えば、バナナを凍らせてミキサーにかけるだけで、濃厚なシャーベット風アイスが完成します。また、Mキサーがあれば、牛乳や砂糖、卵を使った本格的なアイスも作れます。材料費を抑えながら、自分好みの味を追求するのも楽しいですよ。


最後に

MOWやスーパーカップ、ハーゲンダッツ…。私たちの日常に寄り添ってくれたアイスは、残念ながら少しずつ価格を上げています。でも、値上げの理由を知り、賢く付き合えば、今後もアイスを美味しく楽しむことはできます。

この記事が、あなたの「なぜ?」という疑問を解消し、少しでも家計の助けになれば幸いです。

これからもアイスを愛する仲間として、この値上げの波を一緒に乗り越えていきましょう!

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